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検索結果「三島由紀夫」
68件中 1~50 件を表示しています。
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名言・格言
発言者
1:
ナルシスが他人を排斥するのは、他人を全く必要としないほど美しいからだが、醜い者も、同じように他人を排斥する。
三島由紀夫
2:
私は、国家を暴力機構と規定し、あるひは軍隊を権力の暴力装置と規定する左翼の定義に同調するものではないが、正にこのやうな定義を誘導するものこそ、無原則、無前提の暴力否定であり、戦後的平和主義なのである。
三島由紀夫
3:
でも、なかには石原慎太郎を好きになる青年がいるし、そのほうがぼくよりずっと安全だし、勧めるね。大江君などいちばん安全だよ。でもだんだん少なくなりますよ。そして時代おくれになって青年が振り向きもしなくなるから、そのときにいい小説をかくでしょう。
三島由紀夫
4:
私は正しい美しい形態が醜い不正確な形態を打ち負かすのを見た。
三島由紀夫
5:
想像力という言葉によって、いかに多くの怠け者の真実が容認されてきたことであろうか。
三島由紀夫
6:
ただ一つ、真の日本的武器は、航空機を日本刀のように使って斬死した特攻隊だけである
三島由紀夫
7:
大体知識人の嘆きというのは「すべての書が読まれた」というところにあるべきである。
三島由紀夫
8:
『われわれの目的は地上に戦争を絶滅することである。しかし、その唯一の方法は戦争である。』これが毛沢東の独特な論理であって、・・すなわちそれは平和主義の旗じるしのもとに戦争を肯定した思想なのである。
三島由紀夫
9:
私は、堀口氏の創った日本語の芸術作品としての『ドルジェル伯の舞踏会』に、完全にイカれていた。それは正に少年時代の私の聖書であった。
三島由紀夫
10:
ずいぶん飛躍した議論になるけれども、特攻隊が敵に突っこむときは意識の極地だと思う。
三島由紀夫
11:
意識的であり、知的であり、精神的であるということが男の役割であれば、最終的に川端さん的になるよりほかないでしょうが、男というものは必ずそこから逆転するのが男の本質だと思っている。
三島由紀夫
12:
客観的に見て全然美しくないものがナルシシズムに陥っているのは滑稽に見える
三島由紀夫
13:
私が太宰治の文学に対して抱いている嫌悪は、一種猛烈なものだ。第一私はこの人の顔がきらいだ。第二にこの人の田舎者のハイカラ趣味がきらいだ。第三にこの人が、自分に適しない役を演じたのがきらいだ。
三島由紀夫
14:
自分自らを歴史の化身とし、歴史の精華をここに具現し、伝統の美的形式を体現し、自らを最後の者とした行動原理こそ、神風特攻隊の行動原理であり、特攻隊員は「あとにつづく者あるを信ず」という遺書をのこした。
三島由紀夫
15:
退屈な人間は地球を屑屋に売り払うことだって平気でするのだと。
三島由紀夫
16:
夕映えを見るときにその欠点を探し、色づく雲の不均整な形を構成の瑕瑾と見なし、・・・彼の目はその色彩の過度な使い方をも、やさしく咎めているように思われた。
三島由紀夫
17:
涙はしかし、治英のあまりに整った冷たい顔立ちには似合わなかった。
三島由紀夫
18:
彼は生れながらの、やさしい、穏やかな無関心があったのである。
三島由紀夫
19:
ところで、この世は不完全な人間の陽画に充ちている。
三島由紀夫
20:
いくら『文武両道』などと云ってみても、本当の文武両道が成り立つのは、死の瞬間にしかないだろう。
三島由紀夫
21:
歴史は一度でも人間の意志どおりに動いたろうか?
三島由紀夫
22:
旗のように風のためだけに生きる。
三島由紀夫
23:
貴方は無理解の只中に美しく孤立しておられます。
三島由紀夫
24:
この國で最も危険のない、人に尊敬される生き方は、やや左翼で、平和主義者で、暴力否定論者である
三島由紀夫
25:
社会全体のテンポが、早く走れる人間におそく走ることを要求し、おそく走る人間に早く走ることを要求しているのである。
三島由紀夫
26:
ある能力を持った人間が、その能力を使わないように制限されることに、人間として一番自然な苦しさ、つらさがあることを知らなければならない。
三島由紀夫
27:
マスコミが正しく理解するということは、歴史が始まってから一度もないじゃないですか。
三島由紀夫
28:
原爆投下は確かに不幸な、気の毒な人たちであるが、この気の毒な、不幸な人たちに襲いかかり、左翼は忽ち原爆反対の政治運動を展開して彼らの疎外された人間としての悲しみにも、その真の問題にも、一顧も顧慮することなく、忽ち自分たちの権力闘争の場面へ連れていってしまう
三島由紀夫
29:
ヒットラーは、二十世紀そのもののように暗い。
三島由紀夫
30:
飛行機が美しく、自動車が美しいように、人体は美しい。女が美しければ、男も美しい。
三島由紀夫
31:
一番表面的なものが、一番深いものだとさえ考えるようになった。
三島由紀夫
32:
「役にたつ」ことばかり考えている人間は、卑しい人間ではないか。
三島由紀夫
33:
日本にいて、日本のよさがわからないような鈍感な人が、もっと遠くへ行ってわかるようになるという理屈はないのである。
三島由紀夫
34:
何かにつけて私がきらいなのは、節度を知らぬ人間である。
三島由紀夫
35:
たいてい勇気ある行動というものは、別の在るものへの怖れから来ているもので、全然恐怖心のない人には、勇気の生まれる余地がなくて、そういう人はただ無茶をやってのけるだけの話です。
三島由紀夫
36:
まことに人生はままならなもので、生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。
三島由紀夫
37:
愛することにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠に素人である。
三島由紀夫
38:
動物になるべき時には、ちゃんと動物になれない人間は不潔であります。
三島由紀夫
39:
貞女とは、多くの場合、世間の評判であり、その世間をカサに着た女のヨロイである。
三島由紀夫
40:
あらゆる文章は形容詞から古くなつていく。
三島由紀夫
41:
男の嫉妬の本当のギリギリのところは、体面を傷つけられた怒りだと断言してもよろしい。
三島由紀夫
42:
変り者と理想家とは、一つの貨幣の両面であることが多い。
三島由紀夫
43:
不安こそ、われわれが若さからぬすみうるこよない宝だ。
三島由紀夫
44:
決定されているが故に僕らの可能性は無限であり、止められているが故に僕らの飛翔は永遠である。
三島由紀夫
45:
男性操縦の最高の秘訣は、男のセンチメンタリズムをギュッとにぎることだ。
三島由紀夫
46:
或る小説がそこに存在するおかげで、どれだけ多くの人々が告白を免れてゐることであらうか。
三島由紀夫
47:
軽蔑とは、女の男に対する永遠の批評である。
三島由紀夫
48:
若さが幸福を求めるなどというのは、衰退である。
三島由紀夫
49:
初恋に勝って人生に失敗するというのは良くある例で、初恋は破れるほうがいいと言う説もある。
三島由紀夫
50:
傷つきやすい人間ほど、複雑な鎧帷子
三島由紀夫
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